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寧波大学 日本語科 本部2年生の作文集。 友達の作文を読み、切磋琢磨していきましょう! (授業中、1度添削した作文を各人が再度メール形式で提出しています。誤字脱字・文法の誤り・表現等、訂正する場合がありますから、皆さん、何回も読み直してください。)
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コウ リヒン…粽
セン ゴウキョウ…中国の影絵芝居
(4/15)
チン コウ…京劇
(4/16)
キュウ ライライ…春聯
リ キチ…月餅
(4/17)
オウ ホウミン…万里の長城
(4/18)
■粽
私の国は広く、特別なものがかなり多いと思う。私が知っているところでは、粽は中国の一つの特別なものだ。
粽というものは竹などの大きな葉に包んで蒸したもちである。五月五日の端午の節句に食べる。どうしてその日に粽を食べるのかと疑問に思うかもしれない。それには、悲しい物語がある。戦国時代に、愛国詩人である屈原は自分の国のために川に飛び込んだ。だから、毎年の五月五日に、人々は粽をつくって屈原を記念するのだ。
粽の作り方は簡単なように見えるが、実は易しくない。粽を作るには米や肉や竹の葉などが必要だ。まず、竹の葉で味をつけた米を包む。その中に、切った肉を少し入れる。それから、糸で葉に包まれている粽を囲む。最後は粽を二時間ぐらい蒸す。それで、おいしい粽がやっと完成する。
■中国の影絵芝居
私は中国の影絵芝居を紹介したいと思う。影絵芝居は中国の伝統的な芸術の一種だ。その人形の原料は地方によって違い、各種の動物の皮が使われる。人形は普通、上等の牛皮を原料とし、むき、磨き、刻み、染め、アイロンかけ、つなぎあわせなど、20余りの工程を経て、細かく手作りされたものだ。
影絵芝居の中の人物、情景の造形や製作は、抽象的と写実的との結び合う手法を採って、人物や場面情景に大胆に平面化、芸術化、漫画化など総合的に取り扱う。芸術鑑賞性もあれば、収蔵の価値もあるので、国内外問わず、多くの博物館、収蔵家、芸術者と影絵芝居の愛好者は皆、中国華州の影絵芝居を収蔵している。特に日本人と韓国人は大好きだ。
しかし、現在では影絵芝居の伝承が途絶える恐れがある。影絵芝居を伝承することと発展することは重要だと思う。
■京劇
各国それぞれ自国の特別なものがあると思う。中国も例外ではない。私の国の中には56民族もあるので、特別なものも多い。例えば、長城、中華料理、成語など様々なものがある。その中で私は日本の歌舞伎のようなものとして、「京劇」について紹介したいと思う。
「京劇」とは北京で1840年ごろ形成され、20世紀30年代ぐらいに流行ったものだ。別名「国劇」という。今でもこれは全国に影響を与えることができるのものだ。もう200年の歴史がある。京劇は中国の伝統的芝居の中で一番大規模なので、男性も女性もたくさんの京劇芸術家がいる。これは総合的な芸術で、演劇のなかで、歌や踊りをはじめ、大鼓の演奏や物語の読んだりもする。伝統的な曲として、例えば、「六月の雪」、「四人進士」、「空っぽ町」などのような民衆の生活を表す物語がある。
今、多くの娯楽方法があるので、若者はそれに無関心になった。しかし、ご年配の方々はやはり熱中している。政府も非常に京劇の有難さを主張している。外国人にとっても、更によく中国文化を理解するために、京劇を鑑賞するほうがいいと思う。
■春聯
私は春聯について紹介したいと思う。春聯というものは、中国では正月に門や入り口に張られるものだ。それは赤い紙に、めでたい文句や縁起の良い言葉がかかれている。
中国において、春聯は非常に大切なものである。中国の人々はいつも新年の初めに神様に「今年の運をよくしてください。」と祈っている。そのため、その希望を春聯に書いて張る。ある日、ある古代の王は家臣に命じて、板に二つの文を書かせた。これがおそらく春聯の起源だろう。
私の国の人々にとって、春聯は正月になくてはならないものだ。家族と一緒に何を書こうかと考え、それを張るのは一つの楽しみではないか。しかし、今大勢の人々は商売からこれを買い、張らなければならないという義務感を持って春聯を貼る。これでは、新年の中で何か面白さに欠けてしまうのではないか。また、時代の発展について、春聯の人気も低くなる一方だ。とても残念なので、人気を復活させたい。
■月餅
私は月餅について紹介したいと思う。中国で、中秋節になると、月を楽しみながら、月餅を食べるという習慣がある。月餅は丸く、まるで月のようなものだ。そのために、月餅と呼ばれる。月餅は広式と蘇式という2種類がある。月餅の餡はいろいろな種類がある。甘い餡もあるし、辛いのもあるが、普通は甘いほうが多い。
中国において、月餅は非常に大切なものである。中秋節に必ず月餅を食べる。もし食べなければ、節日の雰囲気を感じられないだろう。そして、月餅は一家団欒のシンボルである。
私の国の人々にとって、月餅には一家団欒、家庭の幸福を願う気持ちが込められている。中秋節に、家族を離れ、一人で異郷にいれば、非常に寂しいだろう。月餅を食べると、家族が側にいるような気がする。すると、寂しさは軽くなるだろう。月餅は中国人にとって、本当に大切なものだ。
■万里の長城
中国は悠久の歴史を持つ。文化が豊富で、特別なものが多い。その中で今回、私は万里の長城について紹介したい思う。万里の長城は中国のシンボルだ。
私の国において、万里の長城は非常に大切なものだ。昔、万里の長城は敵を防ぎ止めるために建てられた。2200年を経て、万里の長城の防壁はもっと堅くなった。万里の長城は巨大な竜のように山の中で寝そべっている。今、万里の長城は昔のような役目は無い。ところが、万里の長城は今でも当時のまま重要なものだ。
わたしの国の人々にとって、万里の長城は中国人の精神のシンボル、堅くて、いかめしいものだ。人々は万里の長城が好きだ。外国人が中国へ来たら、必ず万里の長城に行くべきだろう。
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